アクセス数を上げる簡単な方法ってないの?
という方のために、雑魚ブログとして有名な僕のブログで実験してみましたので、報告したいと思います。
結果として以下の画像のように、8月のお盆のあたりを境にクリック数が増加しています。お盆で時間があったのでコソコソやっておりました。
この画像では、サーチコンソールの検索クエリに対するクリック数を示しています。このクリック数の増加は、検索流入が増えてアクセス数の増加に繋がりました。
アクセス数を上げるために、まずはPV数とUU数を分けて考えました。
PV数、UU数とは
なんとなくわかっている方もいると思いますが、PV数とUU数に関しては、以下のようなイメージでOKです。
UU数:ある一人のユーザーが3ページ見ても1となります。ユーザー1人が何回見に来てくれてもUU数は1になります。訪問者の数を表しています。
※算出の区切りにもよりますが、厳密には毎日見に来てくれても1です。
アクセス数を考える上で上記の数を前提知識としています。
・PV数はどうやったら伸びるの?
こういう方の疑問の方に向けて、僕なりの解決方法をご紹介します。
実際、僕が実施してみることで先ほどの図のようにクリック数が増加しました。
今も検証中なので、さらなる改善が見込めるかと思います。
アクセス数を上げるために知っておいて欲しいこと
アクセス数を上げるための方法として、UU数、PV数の観点から以下2つに大別できると考えました。
- 検索順位の向上により、ユーザーの絶対数が伸ばせる。(UU数の増加)
→より多くのユーザーに見てもらうためには、検索順位を高くすることが必要。 - 訪問者のサイト巡回率の向上により、1セッションあたりのページビュー数を伸ばせる。(PV数)
→ユーザーに1人で何ページも見てもらうことでより多くのPV数を確保。
つまり1と2、訪問者(UU数)を増やしつつ、そこから何ページも見てもらうようなサイトづくりをするのがPVの増加に必要ということが分かると思います。
極端な話、検索流入が10人だとしても一人あたり100ページ見てもらえれば1000PVになるということです。
この観点から考え、施策を行うことで上記の通りアクセス数がUPしました。
アクセス数UP(UU数UP)のために僕が実際に行った施策
ここからは実際に僕が行った施策を紹介したいと思います。
- 検索順位を上げるために「E-A-T」を意識
- クリックしてもらいやすいタイトルに変更
- 非公開にした記事はインデックスからも削除
1.検索順位を上げるために「E-A-T」を意識
サイトの専門性を高めるため、ジャンルとは異なる記事は削除しました。
Googleの検索品質評価ガイドラインには「E-A-T」といって専門性、権威性、信頼性がWEBサイトにおいて重要だと示されています。
この基準が生まれた背景には、以前、素人のWebページにて医療関係の嘘が本当かわからない内容を記載した記事が検索上位に位置しており、多くの方が嘘の内容を信じてしまったというケースがあったようです。
上記の一連の問題は、検索順位を決めているgoogle側にも責任が無いとは言い切れず、検索アルゴリズムを見直す必要性がでてきました。
単に検索結果を表示させているだけ、とは言い難く、ユーザーの利便性も考慮すると順位付けにも少なからず責任が問われるということですね。

こんなクレームが入るのはすぐに想像できるかと思います。
以前までは、簡単な小細工をすることで検索順位アルゴリズムの穴を突いて上位表示させることができたのです。
こういった経緯から、検索順位を高めるためには少なからず専門性が必要になるということがガイドラインとして示されました。なので僕はブログを作成するなら極力特化サイトが望まれるんじゃないか、と考えたため1つのブログで扱うジャンルを絞りました。
日記とかはたいして需要もないし大幅に消しましたね(笑)
僕のブログは、スマホ関連、ブログ運営関連の2種類に絞りました。その他はほとんど非公開にしました。(他にも色々あるけど気にしないで。)
番外編ですが、ドメインパワーの強いサイトから被リンクをもらうことで検索順位向上にも役立ちます。
ペライチ(ドメインパワー85越え)でホームページを作成し、ブログへリンクを張り付けることで被リンク対策になります。お試しあれ。
公式サイト登録ユーザー10万人突破!ペライチで簡単ホームページ(登録無料)
2.クリックしてもらいやすいタイトルに変更
タイトルに数字を入れることを意識
例:「◎◎を3倍にするための5つの方法」
5つの方法をやれば3倍になると分かるとユーザーは興味が湧くと思うし、定性的ではなく定量的な言葉になるので納得性がある。少なくとも「◎◎をする方法」よりかは効果もわかりやすいですよね。
数字を入れることで定性的な表現から定量的な表現になり、説得力が上がります。
【体験談】や【感想】、【簡単】をタイトルに入れると割と見てもらいやすい。
例:【超簡単!】◎◎を3倍する5つの方法!
簡単ならできるかなという気にさせるため、ユーザーは閲覧してみたくなると思います。さらに上記の数字を入れることを意識すると、簡単に5つの方法ができて、効果は3倍になるということがユーザーにとってより分かりやすくなると思います。
もっとも、ユーザーファーストな記事を作成することが検索上位への近道かもしれませんね。
「1ヶ月やってみた」のような期間+実施してみた系の体験談は結構よく見られる。
例:りんごダイエットを1年間やった結果
なんだかタイトル見ただけで気になりますよね。1年間もりんごだけで体力持つのか?1年間やって効果あったのか?と。
他の記事ではなかなか真似できない(真似するのは時間がかかる)ので、オリジナリティーがあり注目されやすいです。
3.非公開にした記事はインデックスからも削除
こちらで記事を削除しても、Google自身にインデックスされていることがあります。それを示しているのが、サーチコンソールです。
ブロガーであれば必ず全員が登録しておくべき、Google公式のツールです。詳しい説明は省きますが、『カバレッジ』→『削除』→『新しいリクエスト』で、非公開にした記事URLを入力し、削除をリクエストし、インデックスから消してもらいましょう。
そうすることで、徐々に記事がインデックスから削除されていき、専門的な記事のみがインデックスとして残ることになります。
仮にWordPress上で投稿記事の非公開にしただけだと、Googleがそのページをクロールしに来た時、404が返ってくるのですが、1度や2度の404では削除しないアルゴリズムのようです。(本当に削除されたのか、一時的に削除されたのかを判断するには、複数回の404を検出する必要があります。)そのため、削除されるのには非常に時間がかかってしまい、その間正当な評価が得られない可能性があります。
カバレッジは減りましたが、サイトとしての専門性や価値は高まったかなと思います。その結果として、徐々に順位の向上がみられました。
これらの施策を行うことで、なんとかこのように検索一位を獲得していくことができました。
表示回数こそ少ないですが、1位を獲得することができています。
ニッチなワードやロングテールワードを狙う戦略が、うまくハマってきています。ツールサマサマです。
参考【注意点あり】キーワードスカウターSTを2ヵ月利用してわかった評判と恐ろしい効果
訪問者のサイト巡回率の向上(PV数UP)のために行ったこと
僕が主にやったことは以下の2つです。
- 投稿記事下に関連記事の挿入
- サイトの上位部にPicupスライダーを設置し人気記事やオススメ記事を紹介(2chまとめを意識)
1.投稿記事下に関連記事の挿入
記事を読み終わったあとのユーザーの次のアクションとして、関連記事に移動させる。
中でも特に関連する記事やアクセスしてほしい記事は、記事内で紹介しておくことでスムーズな誘導を促せます。ちゃんと読んでもらえなくてもクリックしてもらえると1PVになる。
例:参考バッジや人気記事バッジを付けたURL
また記事の中で疑問があった場合に、その疑問を解決できるような記事を紹介することで、誘導しやすいです。
これは、次に書く記事のネタにもなるので執筆する側も考えやすく、いろいろな方が実施している手法だと思います。
2.サイトの上位部にPicupスライダーを設置し人気記事やオススメ記事を紹介
訪問したユーザーが記事内容を読む前におすすめ記事が目に入りインプットさせることができるので、次の行動として閲覧してくれる可能性があります。
僕もサイトの上部に「ピックアップスライダー」がほしかったので、作成するために、WordPressテーマ『DIVER』を購入しました。DIVERはその他のSEO施策や、入力補助機能などといった記事執筆効率化に関しても十分に備わってて、これだけでもアクセス数や検索順位が上がっていることを実感できます。
もっとも、無料テーマだとデザインに限度がありましたが、有料テーマにするとブログがおしゃれになるというのが、個人的にはポイント高かったです。ブログ更新のやる気が出ます。
まとめ
まだまだ僕も試行錯誤中ですが、
- UU数を高めるために、検索順位を上げる、クリック率を高める
- PV数を高めるために、関連記事を書く、関連記事をユーザーの目の届く範囲に張り付ける
というのが鉄板だということが分かりました。1PVが2PVになるだけでPV数が2倍になるし、僕もこの考え方でPV数が1.5倍以上になっているので、この調子で記事を執筆していきたいと思います。
また、サイト作りのイメージとしては「蜘蛛の巣」ですね。一つの記事から複数の関連記事への道を作る。
そうすることでぐるぐるとユーザーは興味の赴くままに巡回し始めます。同じ記事を改めて見返してくれるかもしれません。
そうやって関連記事が増えていけば、専門的なサイトに近づくこともになるので、関連記事を書き続けていくサイト運営戦略はオススメな手法です。
内部リンクはSEO対策にもなりますし、結果的にPV数も上がります。
検索順位と内部リンクの双方を手っ取り早く両立できる方法を今もなお追求中です。