2月13日に発生した地震では、多くの家庭で停電が起きました。
近年では集中豪雨等でも停電が頻繁に起きていますよね。
命を守るためのツールとしてスマホが重要な役割を担っていることは誰もでも想像がつくかと思います。
もしそんなスマホの充電が10%しかなかったらどのように感じるでしょうか?
・・・すごく心細いのではないかと思います。
スマホの充電があることが精神的な安心にもつながっているんですよね。
今日はそんなモバイルバッテリー関連製品をご紹介したいと思います。
あんなモバイルバッテリーやこんなモバイルバッテリーがあるので、ぜひ一家に一台、購入しておきましょう。
「あってよかった」「なくて困った」の1位は充電器具(モバイルバッテリー)
下記のWebサイトでは、2018年度に被災した方100人を対象にアンケートを行い、被災時の備えやその後の意識の変化について調査しています。
参考2018年自然災害被災者に聞いた、防災についてのアンケート
そのアンケートの中で、以下の質問項目がありました。
- 災害の3日間で「あってよかったもの」「なくて困ったもの」災害後に「これは絶対用意すべきと感じたもの」は何ですか?
上記の回答の1位はモバイルバッテリーが84%という結果になっています。
近年ではスマホが普及し、生活に無くてはならないものとなったことで、より一層モバイルバッテリーの重要性を実感しているのではないかと感じます。
ちなみに、防災グッズの定番は「ラジオ」「懐中電灯」でしたが、今では「モバイルバッテリー」「ランタン」と時代に合わせて変化してきていることも分かっています。
被災時になぜモバイルバッテリーが必要と感じるのか?
被災時は自宅か避難所での生活になると思うのですが、以下のケースが考えられます。(友人宅、祖父母宅等も自宅として考えてください)
- 停電で充電がそもそもできない(自宅、避難所)
- 充電はできるが、コンセントが空いてない(避難所)
- 充電はできるが、時間が限られる(避難所)
- 充電はできるが、空間が密になる(避難所)
それぞれのケースについてみていきましょう。
停電で充電がそもそもできない
家が停電、そして避難所も停電していると充電そのものができません。
また災害の発生時刻によってはスマホの充電が100%とは限らず30%程度の可能性もあります。
スマホという情報源があと何分持つのか…すごく不安ですよね。
周囲の通信設備が被災していなければ、スマホで通信が使えてSNSやインターネットで状況を知ることができます。
また、災害規模や復旧の目途も知ることできますし、生きる上での様々な判断をする上では欠かせません。
充電はできるが、コンセントが空いてない(避難所)
電源コンセントの数が限られ、またいくらマルチタップを使ってたこ足配線をしても限界があります。(あまりやりすぎると火災の原因です)
また被災しているという状況からも、我先にと充電器を占領されてしてしまうことも考えられるでしょう。
充電が100%になっても充電器を譲らない方もいるかもしれません。
充電のルールが無ければ上記のようなケースが考えられ、なかなか充電できない状況にもなり得ます。
充電はできるが、時間が限られる(避難所)
充電器の使用ルールがあると、基本的には時間制限が設けられてしまうと考えられます。
大人数の方が避難しているような場所だと、充電できてもせいぜい50%~60%あたりで止められてしまうでしょう。
思うように充電することができず、不安な日々を過ごす可能性があります。
充電はできるが、空間が混雑し密になる(避難所)
2021年の状況だと、コロナ禍でもありますし極力密集するのは避けたいところですよね。
また周囲の目もあり充電しながらの利用はしづらいのではないでしょうか。
このような状況下では、モバイルバッテリーが重宝される
スマホのみならず、USBで充電できる製品であればモバイルバッテリーで充電できたりするので、近年では汎用性はすごく高いのかなと思ってます。
そんなわけで、以下よりアイテムをご紹介していきます。
災害に備えたいモバイルバッテリー(充電器)関連製品
最近の機種だとバッテリー容量は3000~4000mAhのため、およそ何回充電可能かを確認しておきましょう。
ちなみに、僕のスマホのバッテリーは3800mAhなので、5回程度充電するために20,000mAhくらいあれば何とかなるかなという目安です。
一昔前より洗練されたビジュアルのモバイルバッテリーが多いような気がします。
モバイルバッテリー
大容量になるにつれ重量は重たくなりますが、被災時にスマホの電池切れを起こすよりはマシなのかなと思います。
基本的に重さと充電容量はトレードオフの関係でしょう。
Anker PowerCore Essential 20000
充電器で有名のAnker製です。
上記の製品だと2台同時に充電が可能です。また低電流モードも搭載されているのでイヤホン等の小型電子機器やウェアラブル機器に最適な電流で充電することもできます。
ここからリンク辿ってもらうと、関連製品が出てくるので様々なメーカーやサイズのものがあります。
自分の用途にマッチしているか、重量は負担にならないかを検討しておきましょう。
モバイルバッテリー兼充電器
これで避難所で充電できると、スマホの充電をしつつモバイルバッテリーの充電ができるので、一石二鳥チックになります。
旅行等の用途でもオススメです。
モバイルバッテリーだと放置している間に少し放電してしまっている可能性がありますが、充電器の兼ねているため使っていれば満充電に近いので、いざというときに活躍するでしょう。
多機能ラジオ
非常に重宝する製品があったのでご紹介しておきます。ラジオに加え、読書灯、懐中電灯、モバイルバッテリーにもなります。
ラジオについては、手回し充電、ソーラー充電、USB充電が可能です。
おそらく手回しでスマホの充電もできるんじゃないかなと思います。
非常に多機能であり、最悪の場合でも手回しでスマホの充電ができるのが特徴です。
一家に一台防災グッズとして置いておきたいですね。
ポータブル電源(ポータブルバッテリー)
非常に大容量で200,000mAhくらいあったりします。4000mAhのスマホでも50回充電できますし、電気ケトルをつなげばお湯、たこ焼き器をつなげばたこ焼きを作ることなんかもできます。
もし、一台置けるスペースがあるなら置いておきたいですね。(出番が無いことが良いのですが。)
キャンプやバーベキューにも利用可能ですし、災害時にはスマホの充電以外にも家電にも電源供給ができるので、冬は電気毛布、夏は扇風機なんかも使うことができるようになります。
被災時には意外と寒さや厚さ対策も重要です。
スマホを複数台持っておくのも効果的

指紋ベタベタな画像ですみません・・・
近年のスマートフォンは、モバイルバッテリーとしても使えるし、SIMさえ入れ替えればそのままスマホとしても使えます。
僕はPixel4a5GとOPPO Reno AとRakuten Handの計3台を今使用しています。
リバース充電機能付きスマホ
リバース充電機能付きスマホをモバイルバッテリー代わりとして利用が可能です。
リバース充電は、「おすそわけ充電(ソニー)」「ワイヤレスパワーシェア(サムスン)」などなどスマホメーカーによって呼び名が異なることもあります。
安くてバッテリーが大きいスマホはOPPO A5 2020でしょう。今だと15,000円程度で売っています。
通信できなくても懐中電灯としても利用できる
スマホにはライト機能があるので懐中電灯としても一応は利用可能です。
ただし、バッテリー消費の元になるので使い過ぎは厳禁です。
まとめ|今後、ますますスマホがより重要になってくる
今後大きな地震の発生が懸念されていたり、近年だと集中豪雨が頻発していたりと災害はいつ来るかわからないので、非常事態や災害対策としてモバイルバッテリー関連製品をいくつか購入しておきましょう。
今後、楽天モバイルは衛星基地局を建てようとしていると聞いたことがあるので、災害に強いキャリアに化けるかもしれませんね。
(今のスマホが対応できるわけではないと思います。あくまで衛星通信対応スマホでないと受信できないような気がしますが。)
そのため、スマホは使えるが電池が無いといったことにならないように、気を付けておきましょう。
もしスマホ2台目を常備しておくのであれば、楽天モバイルが維持費がかからない(使わなければ0円)ためおすすめです。

本体価格は20,000円ですが、UN-LIMIT Ⅴ初めての申込みで25,000円相当のポイント還元キャンペーンを行っているので、実質”無料を超えて得”をしてしまいます。
以上「災害時、本当になくて困ったものは何?必ず1台はモバイルバッテリー関連製品を買っておくべき!」でした!