3GBでどれくらい使える?3GBのおすすめ格安SIMを比較!

「データ量は3GBで十分なんだけど数ある格安SIMの中でどれがオススメなんだろう?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
本記事ではデータ容量3GBを持つ格安SIMに限定して、おすすめの格安SIMをご紹介したいと思います。
格安SIM選びの参考にしてみてください。
およそ6割のユーザーが3GB以下のデータ量
近年では格安SIMが広く認知され始め、大手キャリアから格安SIMへ乗り換える方も多くなってきたのではないでしょうか。
以下のように1ヶ月あたりの平均消費データ量の統計では「1GB」31.4%、「2GB」15%、「3GB」13.7%となり、およそ6割のユーザーが3GB以下のデータ通信量で生活していることが分かっています。(MM総研調べ)

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本ページではデータ容量3GBにフォーカスし、格安SIMを比較し紹介します。
料金プランに「3GB」がある格安SIMは非常に多く、1つの市場となっています。そのためほとんどの格安SIM事業者が該当します。
povo、LINEMO、OCNモバイルONE、BIGLOBEモバイル、nuroモバイル、LIBMO、楽天モバイル、UQモバイル、Y!mobile、日本通信、イオンモバイル等があります。
データ通信量3GBで出来ること
モバイルデータ通信量が月間3GBでどのくらいのことができるのかの目安を紹介します。
コンテンツ | 閲覧できる量 |
---|---|
ニュースサイト | 1ページあたり300KBの場合 約9,600ページ |
YouTube(動画) | 高画質(720p) 2.5Mbps 約2.7時間 |
Netflix(動画) | 標準画質(SD) 3.0Mbps 約2.2時間 |
Spotify(音楽) | 最高音質 320kbps 約21時間 |
zoom(ビデオ会議) | 高品質グループ会議 上下合計1.6Mbps 約4.3時間 |
上記でも記載したように、統計上では約6割のユーザーが3GB以下の通信量で生活していますので、モバイルデータ通信で動画を長時間観たりしなければ、十分持つと考えられます。
3GB向けにおすすめできる格安SIM
データ容量3GBでおすすめできる格安SIMは以下です。ザクっと僕の印象で分けています。
特徴 | おすすめ格安SIM |
---|---|
低価格で抑えたい | NUROモバイル、LIBMO、日本通信SIM、楽天モバイル、イオンモバイル、BIGLOBEモバイル |
バランスが良い | OCNモバイルONE、LINEMO |
通信速度は速い方が良い | UQモバイル、Y!mobile、povo2.0 |
基本的には3GBはどれも1,000円前後で持つことが可能です。UQモバイルとY!mobileは割引込みで1,000円前後になることに注意です。
それぞれ以下で簡単に紹介していきます。
なお、詳細に関してはそれぞれリンク先の個別解説のページをご覧ください。
NUROモバイル
NUROモバイルは、ソニーグループのソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が提供する、格安SIM・格安スマホのサービスです。NURO光もネット回線として有名です。
3,5,10GBのバリュープラス、20GBのNEOプランがあり、3ヵ月毎にギガがもらえることや、Xperiaは割引で購入できること等、独自の特徴があります。
OCNモバイルONE
OCNモバイルONEは、古くから実績のあるNTTコミュニケーションズ株式会社が提供する格安SIMサービスです。
SIM+端末セットで購入するとかなり割引される特徴があり、新しい端末は発売記念特価を行っており、新端末目当てに乗り換える方が非常に多く、売り切れが続出しているのでお早めに。
LIBMO
LIBMOは、あまり有名ではありませんが、株式会社TOKAIコミュニケーションズが提供する格安モバイルサービスです。実は20GBで2,000円以下だったりとかなり安価で注目度が高まりつつあります。
BIGLOBEモバイル
BIGLOBEモバイルは若干高めの価格設定ですが、固定回線でビッグローブ光を契約している方や家族複数人での格安SIM契約であれば、220円割引となるので、BIGLOBEモバイルも選択肢として入ります。
LINEMO
ソフトバンク回線を用いた格安プランで、通信速度も速くそして何よりLINEがカウントフリーなのが特徴です。個人的にはかなりオススメの格安SIMです。
基本的にユーザーは3GBのデータ量の中でLINEのメッセージやビデオ通話を含めて通信していますが、その分がカウントフリーになるので他のことに利用することが可能です。実質3GBよりも多く感じれると思います。
日本通信SIM
もっとも合理的な格安SIM事業者かもしれません。
携帯キャリアの高い料金の源は、使い切れないほどのデータ量や通話時間を契約してもらったり、逆にデータ量や通話時間が足りなくなり、高額な超過料金をお支払いいただくケースから成り立っていると世界中で言われています。
こういった無駄を減らした合理的な料金プランの提供を目指しています。
楽天モバイル
従量制の1プランのみの第4のMNOです。1GB未満なら0円で維持でき、3GB以下なら1,078円です。
仮に3GBを超えて使う場合でも20GB以下なら1,980円となるため、料金プランの変更やデータ量購入が必要ありません。20GB以上なら無制限に使えて3,278円が上限となります。
イオンモバイル
1GB刻みで料金プランがあり豊富なイオンの格安SIMです。
料金プランが豊富なため、様々な方に合ったプランを提供することが可能です。
2022年4月より料金プランが安くなるので注目度も高まっています。
UQモバイル
auのサブブランドの位置づけの格安SIMです。そのためau回線を用いた格安SIMの中ではトップクラスに速いです。ほぼほぼauと大差ないと思います。
auでんきやネット回線契約することで割引となるので、少しハードルが高いですが3GBで990円となります。
通信速度と両立したい方にはおすすめです。
Y!mobile
ソフトバンクのサブブランドの位置づけの格安SIMです。(UQモバイルと同等です。)そのため、ソフトバンク回線を用いた格安SIMの中ではトップクラスに速く、同じくソフトバンク回線を用いたLINEMOと同程度です。
2回線目以降は無条件で1,188円の割引(またはネット契約でも可)となるので、3GB990円となります。
povo2.0
auの格安プランです。ahamoやLINEMOと同じ位置付けとなります。
3GBで990円と安価ですが、他とは違う点として期間が1ヵ月ではなく「30日」というところが注意点です。
低容量向けというより大容量向けかもしれません。
平均通信速度で比較
下記、平均速度結果は「みんなのネット回線速度」さんの値をもとに算出しています。(3月末時点)
厳密には住んでいる地域や、基地局との距離、測定場所によって異なりますが、契約する格安SIMを検討する参考にしてください。
格安SIM速度比較 | 平均通信速度 | 備考 |
---|---|---|
OCNモバイルONE | 73.23Mbps | – |
povo | 70.64Mbps | – |
Y!mobile | 65.71Mbps | – |
UQモバイル | 62.16Mbps | – |
LINEMO | 53.49Mbps | – |
NUROモバイル | 50.32Mbps | ドコモ回線のみで算出 |
日本通信SIM | 48.32Mbps | – |
イオンモバイル | 44.91Mbps | – |
楽天モバイル | 37.65Mbps | – |
LIBMO | 32.12Mbps | – |
BIGLOBEモバイル | 22.17Mbps | ドコモ回線のみで算出 |
最も平均速度が速いのはOCNモバイルONEとなっていますが、地域差もありますので参考にしてください。
月額料金で比較
次に、データ通信量3GBの月額料金で比較してみます。
金額は全て税込価格です。
格安SIM月額料金 | 月額料金 | 備考 |
---|---|---|
日本通信SIM | 730円 | ー |
NUROモバイル | 792円 | ー |
LIBMO | 980円 | ー |
OCNモバイルONE | 990円 | ー |
povo | 990円 | 期間が1ヵ月ではなく30日 |
Y!mobile | 990円 | 割引前:2,178円 |
UQモバイル | 990円 | 割引前:1,628円 |
LINEMO | 990円 | ー |
楽天モバイル | 1,078円 | ー |
イオンモバイル | 1,078円 | ー |
BIGLOBEモバイル | 1,100円 | 割引前:1,320円 |
割引が無ければ日本通信SIMが最も安くなります。さすが合理的なプランだけありますね。
3GBの場合は、990円が最も多いのが分かるかと思います。
そのため1,000円以上だと高い印象を受けるのかな…と思います。
通話オプションの有無
次に、通話オプションの比較です。
記載金額は税込で月額です。
5分、10分、無制限かけ放題
通話オプション比較 | 通話オプション | 備考 |
---|---|---|
OCNモバイルONE | 無し | – |
povo | +550円 | – |
Y!mobile | 無し | – |
UQモバイル | 無し | – |
LINEMO | +550円 | – |
NUROモバイル | +490円 | – |
日本通信SIM | 無し | – |
イオンモバイル | +550円 | – |
LIBMO | +550円 | – |
BIGLOBEモバイル | 無し | – |
楽天モバイル | 無し | Rakuten Linkなら0円 |
その他の通話オプション
日本通信SIM | 月計70分無料:700円 |
---|---|
OCNモバイルONE | トップ3かけ放題:935円 |
BIGLOBEモバイル | 月計90分無料:913円 月計60分無料:660円 |
OCNモバイルONEのトップ3かけ放題は、1ヶ月の通話時間の中で上位3人の通話料が無料になるオプションです。
そのため、通話する相手が3人以下の場合は無制限かけ放題と同じになります。無制限かけ放題は1,430円となるので、若干お得に無制限かけ放題を実現可能です。
日本通信SIMとBIGLOBEモバイルの「月計〇分無料」は1ヶ月の通話時間の合計がこの時間内であれば、長電話しようと無料になるオプションです。たまに長電話するような方であればこちらの方が使い勝手が良くなります。
ズバリ!3GBでおすすめの格安SIMは?
上記の料金を比較すると、料金のみで考えるとNUROモバイル、日本通信SIM、LINEがカウントフリーで3GB以上に使えるLINEMO、総平均通信速度も速く、リーズナブルなOCNモバイルONEの4つが個人的にはおすすめです。
通信速度が重要な方に限って言えば、70Mbps近く出ているOCNモバイルONEが最もおすすめと言えるでしょう。
OCNメールアドレスが無料でもらえたり、その他のオプションも豊富に揃っているので数百円程度なら高くても良い場合は十分選択肢となります。
補足ですが、OCNモバイルONEは定期的にネットワークの増強を行っています。
2022年2月25日に終え、次回は3月31日に増強とのことで、ますます速度が速くなるものと思われます。
格安SIMでスマホ代を節約しよう
本記事では、データ通信量3GBの格安SIMについて紹介・比較してきました。
ただ実際に使ってみないことには自分に適切なデータ通信量が分からないのも事実です。
データ通信量を節約するために日々できることを下記にまとめているので、こちらの内容も是非参考にしてください。
▶スマホ料金節約へ!無駄なデータ量を削減するために見直すべき5つのコト

